韓国・尹大統領罷免 韓国国内では混乱 李在明が次期大統領候補か

政治

FNNプライムによると

韓国の憲法裁判所は4日午前、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾が妥当との判断を示し、尹大統領を罷免すると言い渡しました。

憲法裁判所は「尹大統領が宣言した非常戒厳は法的な要件を満たしていない」「当時国会の状況は危機的状況とは言えない」「尹大統領の戒厳宣言は国民の基本的権利を侵害した」などとして、8人全員一致で、弾劾が妥当との判断を示しました。

韓国で大統領が罷免されるのは、2017年の朴槿恵(パク・クネ)元大統領に続き2人目です。

今後の動き

尹大統領の罷免が決定したことで、韓国は60日以内に新しい大統領選挙を行うことになります。

野党の李在明が世論調査で優勢と言われているものの、保守派の反発も根強いため、選挙はかなり荒れるとみられています。

経済状況も鑑みると、アメリカとの貿易摩擦や国内の政治的不安定さが重なって、しばらくは厳しい状況が続くかもしれません。

日本への影響

日本への影響は結構大きいとみられています。

まず、尹政権下では日韓関係がかなり改善されていました。シャトル外交や首脳同士の会談が頻繁に行われて、歴史問題などでこじれていた関係が以前より良好なものとなっていたのが最近のことです。

しかし、尹大統領がいなくなって次の選挙で決まる新しい大統領がどう出るか次第では、また関係が冷え込む可能性も考えられます。

特に、日本側は尹大統領が進めてた安全保障や経済面での協力を当てにしてた部分があるため、韓国政府が今後どう動くかで、日本の外交戦略も変わってくると考えられます。

たとえば、尹大統領の後継者が反日的なスタンスを取るようなら、北朝鮮や中国への対応で日韓の足並みが揃わなくなる可能性も出てくるため、そうなると日本はもっとアメリカとの連携を強化するか、独自路線を模索する必要あります。

さらに、韓国の国内が政治的に不安定になると、経済面にも影響が出る可能性があります。韓国は日本の重要な貿易相手国で、サプライチェーンとかも絡んでいるため、韓国の混乱が長引けば、日本の企業も影響を受けることが懸念されます。

ネット上での声

【引用元】FNNプライム
https://news.yahoo.co.jp/articles/b345de6d0e4ed0511c4770fad817002d6533bd43

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